マイホーム購入と住宅ローンの返済方法
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マイホームを購入する時には、多くの人が銀行などの金融機関から住宅ローンを借りて、毎月、返済していく方法を利用するのではないかと思います。
マイホームの住宅ローンの返済方法として利用する事が多いのが、「元利均等返済」で、金利が変らなければ毎月の返済額が同じ金額になる方法を利用している人が多いようです。
元利均等返済のメリットとデメリット
これは、毎月の返済額が同じなので、返済計画を立てやすいというメリットがあるので、利用する人が多いようです。
しかし、住宅ローンの返済方法としては、「元利均等返済」は、返済をはじめた当初は、利息部分の返済に当てられることになるので、元金をなかなか減らすことが出来ないというデメリットもあります。
このような事から、住宅ローンで借りる返済額の総額は利息がかさむ事になるので元金がなかなか減らない傾向があります。
住宅ローンのローン残高証明書と「元利均等返済」
住宅ローンを利用して、住宅を購入した人は、毎年、年末になると銀行などの金融機関から、「ローン残高証明書」というものが郵送で送られてきます。
この「ローン残高証明書」は、住宅ローン控除の申請に使用する為のものですが、年末時点での住宅ローンの残高が記載されています。
この「ローン残高証明書」のローン残高を確認することで、残りの住宅ローンの残金が分かりますが、元利金等返済を選択している人の場合には、なかなか、住宅ローンの残金が減っていかないので、がっかりする人っもm多いようです。
住宅ローン残高を早く減らす「元金均等返済」
元利金等返済で住宅ローンの返済を行なっていると、なかなか、住宅ローンの元金の返済が進まないことになってしまいます。
この為、「元利均等返済」以外の住宅ローンの返済方法としては、「元金均等返済」を利用した方が、元金を早く減らすことができます。
「元金均等返済」おメリットとデメリット
「元金均等返済」は、毎月、同じ割合で元金を減らすことが出来るので、より元金を早く減らすことが出来るようになっているのがメリットです。
しかし、毎月、同じ割合で元金を減らしていく事が出来るかわりに、返済当初は元金が多いので、必然的に毎月の返済額が大きくなってしまうのがデメリットです。
また、住宅ローンの毎月の返済額は、元金が減るに従って、毎月の支払い額も減っていくので、徐々に住宅ローンの返済が楽になるという形式になっています。
「元金均等返済」の一番のメリットは、「元利均等返済」よりも、住宅ローンの元金の返済が早く進むので、住宅ローンの総返済額が少なくなる点ではないかと思います。
住宅ローンで「元金均等返済」を選ぶべきか
住宅ローンを利用する場合には、返済方法として、「元利均等返済」と「元金均等返済」の選択をする事になります。
どちらを選ぶ方が良いかは、それぞれの個人的な経済状況などによっても違ってきますが、住宅ローンの総返済額を少なく済ませる事が出来るという観点で見ると、当初の返済額の負担が大きい「元金均等返済」に絶えれるのであれば、「元金均等返済」を選択するのがオススメです。
「元金均等返済」の住宅ローンを選択する時の注意点
しかし、実際に、「元金均等返済」を選択する事が可能である場合には、「元金均等返済」を選択したいと思った場合でも、民間の銀行などの金融機関によっては、「元金均等返済」での返済方法を取り扱っていない金融機関も存在します。
この為、住宅ローンを組む時には、はじめから、「元金均等返済」にも対応しているかどうかもチェックしておくという注意点があります。
このように、「元金均等返済」は、住宅ローンの元金を減らすという視点で見た場合には、良い返済方法になりますが、実際には、住宅を購入した時には、頭金や引越し費用など、色々な事に出費がかさむことになります。
このような事から、毎月の返済額を少しでも抑えたいと考える人が多いので、「元金均等返済」ではなく、「元利均等返済」を選択する人が多いのが現状です。